防御と保護ってどう違うのか。マビノギを始めたときに迷うこともあると思います。
防御保護には物理と魔法がありますが、今回のブログでは、物理の防御保護とクリティカルについて見ていきたいと思います。
それぞれの基礎知識
防御
通常のRPG等でよく見られるものですね。
これは単純に敵のダメージを数値分軽減します。
例)防御10で100ダメージを食らう時
100–10=90ダメージ
保護
保護はダメージを割合で軽減するものです。
実は過去のアップデートで内容が変わりました。
以前は保護は%で表示され、その%分ダメージを減らすというものでした。
しかし、現在は保護も数値で表示され、ステータス欄の保護の部分にカーソルを乗せると、軽減率が書いてあります。
現在の保護10は16%軽減となります(Mabinogi Wiki*より)
例)保護10(16%)でダメージ100を食らう場合
100✕0.84=84ダメージ
グラフから分かるように保護と軽減率の関係は二次関数のようになっているので、保護の数値が低いうちは保護1上げるだけで数%軽減されますが、保護の数値が大きくなってくると1%軽減させるだけでも大変です。
また、プレイヤーの軽減率の上限は90%で、その保護の数値は254となっています。
高難易度のクエストになってくると、敵の保護が非情に高く設定されているため、なにかしら保護を下げる、もしくはピアシング効果が必要になってきます。
保護は数値1につき、受けるクリティカルの発生確率を2%減らしてくれます。
復帰後しばらく保護の仕様が変わったのに気づかなかったよ。
私の保護が50強でちょうど保護1=1%付近だから、違和感なかったのかも
クリティカル
会心の一撃や致命的な一撃といった感じのもので、発生すると通常よりも多いダメージを与えることが出来ます。
ステータス欄のクリティカルの%で発生しますが、上記保護のところにあるように、保護1につき2%発生確率が減ります。
例)保護10の敵にクリティカル確率30%で攻撃する場合
30-(10✕2)=10%
となりますので、敵の保護が15あるとクリティカル確率0%となってしまいます。
クリティカルダメージの計算式
クリティカルはクリティカルヒットのランクが高いほど、発生時のダメージが増えます。
計算式は、その時に発生したダメージ+(最大ダメージ✕倍率)となります。
()部分はランク1で最大ダメージの150%となっています。
例)ダメージ幅50~100で80のダメージが発生した時のランク1クリティカルヒットのダメージ
80+(100✕1.5)=230ダメージ
となり、3倍近いダメージになります。
クリティカルの追加ダメージは自分の最大ダメージでのみ計算されるから、相手の防御や保護で軽減されない。
だから、クリティカルが出るとすごいダメージになる
防御と保護の計算式
防御と保護はどの段階で計算されるのでしょうか?
執筆時、古い情報のまま載せてしまいました。コメントを頂き修正しました。
(※2024年4月20日)
防御で軽減されてから保護の分が減るのか、保護で軽減された後、防御の分が軽減されるのか。
答えは後者です。アップデートで防御と保護の計算順が逆になりました。
(※2024年4月20日追記修正)
例)100ダメージを以下の条件で受ける
防御20保護0%:100–20=80ダメージ
防御0保護20%:100✕0.8=80ダメージ防御20保護20%:(100–20)✕0.8=64ダメージ
防御20保護20%:(100✕0.8)-20=60ダメージ
(※2024年4月20日追記修正)
※保護20%のときの保護の数値は13
スキルで攻撃された場合はどうでしょう?
スキル倍率が最初に基本ダメージにかかります。
例)基本ダメージ100のランク1スマッシュ(500%)を以下の条件で受ける
防御20保護0%:(100✕5–20)=480ダメージ
防御0保護20%:100✕5✕0.8=400ダメージ防御20保護20%:(100✕5–20)✕0.8=384ダメージ
防御20保護20%:(100✕5✕0.8)-20=380ダメージ
(※2024年4月20日追記修正)
※保護20%のときの保護の数値は13
クリティカルのダメージもスキル倍率と同じタイミングで計算されます。
※以下2024年4月20日追記分
防御と保護の計算順が入れ替わることにより、大ダメージを受けたときの被ダメージに大きな差が出るようになりました。
例)ダメージ5000を防御500、保護45%で受けたとき
旧計算:(5000–500)✕0.55=2475ダメージ
新計算:(5000✕0.55)-500=2250ダメージ
ダメージが大きくなるほど、現在の計算式のほうがダメージを抑えることができるようになります。
防御1と保護1%の価値は100ダメージを境に逆転する。
100までは防御が高いほうがダメージを減らすことができる。
もちろん、どちらも高いに越したことはないよ!
コメントありがとうございました!
クリティカル確率の上限
クリティカルの発生確率はステータス画面で確認することが出来ます。
しかし、保護0の敵にクリティカル率100%で攻撃しても、100%クリティカルになるわけではありません。
クリティカル率には上限が設定されており、上限値は30%です。
この上限値は一部要素で引き上げることが出来ます。
・ネイルの評判:最大7.5%
・アルカナ総合レベルボーナス:6%
・精霊武器の強化(精霊封印解除):5%
これらを合計すると、48.5%となります。
精霊封印解除の5%は敵の保護による発生確率低下が起こりません。
クリティカル率はどこまで上げれば良い?
難易度の高いダンジョン等の敵の場合、保護が100以上になることもあるようです。
しかし、仮に保護120だとしても、クリティカル240以上あればクリティカルは出ます。
精霊武器の5%は抜いて、43.5%だとしても、クリティカル率が283.5%あれば良くなります。
283%高いように見えますが、スキルレベルなどを上げて強化していけば素手の状態でもこのくらいになります。
よって、現在は武器の改造でクリティカル特化はほぼ作る必要がありません。
最大ダメージを伸ばす改造式にしましょう。
範囲攻撃のクリティカル発生率は、相手の保護が無視される。
もちろん、ダメージ計算時には保護の分の軽減が入るよ。
コメント
お疲れ様です。
防御保護の計算式ですが、2018年12月18日のアプデで保護を先に計算するようになりました。
テフドゥインのダメージが高すぎて防御意味ないじゃんがメタ的な理由だったかと…
魔法の方は有識者に聞かないとちょっと分からないです…
コメントありがとうございます!
古いページを見てしまいました(赤文字でこの記事は古い旨が書かれていました・・・)。
確かに数千以上のダメージを食らったときに、最初にそれが500とか600減っても焼け石に水ですね。
魔法については「魔法スキルは倍率補正前に防御が引かれるものが多い。」とあり、複雑そうなので触れないことにします。
ありがとうございました!